マナーというのは周囲の人たちに迷惑をかけたり、不愉快な思いをさせないようにする気遣いです。
何もこれは子供たちだけができていないというわけでは無く、我々おとなも気を付けなければなりません。
そういう大人の模範があれば自然と子供たちも守るようになるのです。
公の場での通話やメールのマナーを子供に知ってもらうために
マナーを守ってないのは大人?
実際に電車やバスなどの公共の乗り物に乗っていると、いまではほとんどというくらいの人がスマホを覗いていますね。
もちろん、多くの人は他の人に迷惑にならないように、ちゃんとマナーを守ってスマホを使用していますが、中にはちょっと困った人がいるのも事実です。
だいたい人間というのは、自分がわかっていることを相手に言われると気に障ります。
なので、自分がマナー違反をしているとわかっている人こそ、注意されると怒るのです。
「じゃあ、ちゃんとマナーを守ればいいじゃないか?」とは思うでしょうが、注意された人の中には”引っ込みがつかなくなって”しまって、わざとマナー違反をする人もいます。
こういった心理は子供でも同じで、子供に注意した際に子供が怒れば「ああ、ほんとはわかっているだなあ」と気づいてあげると良いでしょう。
ちょっとした気遣い
ただし、本当に知らない場合はちゃんと教えてあげましょう。
例えば、電車のなかでメールやSNSをするのはOKですが、降りてからも続けてやっているとマナー違反ですね。
そうですね。それと同じ理由で歩きスマホや通話、じつは音楽を聴くというのも本当は良くありません。
自動車のクラクションや自転車の呼び鈴が聞こえないと、危険な場合が多いのです。
また、自転車に乗りながらのスマホやイヤホンは法律違反ですので、警察が見つければ注意されます。
お手本となるよるように
子供には、そういった警察のお世話にはなってもらいたくはありませんね。
なので、マナーや交通ルールはしっかり守ってもらいたいものですが、やはり自分ができていないと「だって、パパやママもやってないじゃん」と言われるでしょう。
そういうことのないように、大人である私たちこそ、しっかりと守るべきで、それができていれば子供は自然とできるようになるものなのです。