LTE(エルティイー)
「Long Term Evolution」の略。
3Gより高速なデータ通信が可能な3.9G規格。
現在では200~300Mbpsと高速な「4G LTE」が登場している。なお、4Gとは「第4世代(Generation)」のこと。
出典:格安スマホ・格安SIMに自分で乗り換えられる本 (TJMOOK)

あの~、良く耳にするあの「LTE(エルティイー)」って言葉、アレってなんのコトですか??
あれってスマホの性能と関係はあるんです?
スミマセンけど、ちょっとオシエテくれません???
そうですね。CMやパンフレット等では、皆さんもう知っているかのように「4G LTE」とデカデカと書いてあったりしますね。
しかし、本当にその言葉の意味を知っている人は少ないコトでしょう。
今回はこの「LTE(エルティイー)」と、4G、3Gについて考えてみましょう。
LETって何? 一番簡単な説明と3G のこれから
そもそも世代(Generation)って何のこと?
その昔(と言ってもそこまで昔ではありませんが)携帯用電話の運営が始まったころ、電話の通信電波はまだアナログで、例えばラジオのようなものでした。
その後、携帯電話でメールやネットができるようにデジタル方式の電波を使うようになり、これが最初のアナログ電波に対して第二世代(2G)と呼ばれるようになったのです。
そして、2Gのデジタル通信をより高速化した第三世代(3G)が登場し、これは通信会社によってそれぞれdocomoなら「FOMA」auなら「CDMA 1」Softbank(当時Vodafone)「Vodafone Global Standard」などと呼ばれていました。
携帯利用者はさらにネットを電話で使うようになり、さらに高速な電波規格が開発され、3.9世代(3.9G)が開発された時には、これを「LTE(エルティイー)」と名付けたのです。
そうですね。実はこの3.9世代(3.9G)が、いまでは第四世代(4G)とされ、「LTE(エルティイー)」と併記されるようになったのです。
ガラケー3Gの終わり
実は、今現在(2020年)では第三世代(3G)の電波はまだ使われていて、いわゆる「ガラケー」はこの電波をまだ利用していますが、docomoは2026年に、auは2022年のそれぞれ3月に終了予定しているそうです。