家庭によっては子供の自主性を尊ぶという意味で、スマホの使用を子供にすべて任せている家庭もあるかもしれません。
もちろん、子供のすることを信じてあげることは大切で、そうやって信頼関係を築くこともできるでしょう。
しかし、スマホの使用に関しては自主性に任せることなく、親がしっかりと管理してあげることが必要です。
しかも、子供のスマホのフィルタリングは、2018年2月1日から施行されている「青少年インターネット環境整備法」によって義務付けられています。
なので、スマホの使用はあまり自由にさせすぎてはいけないのです。
子供のスマホの使用を自主性に任せすぎるのは良くない!3つの理由
1.思春期の子どもは好奇心がありすぎる!
まず、中学生・高校生は性に興味を持ち始める時期でもあります。
インターネット自体に依存性がある上に性的なコンテンツにも依存性があると、ある研究では解明させていますので、子供には良い影響はありません。
性的なコンテンツだけではありません。
人間や動物のグロテスクな画像や動画もインターネットでは簡単にアクセスできます。
本人はあまり見たくはなくても、同世代からの同調圧力もあるかもしれません。
英語のことわざに「猫は好奇心のせいで死ぬこともある(Curiosity killed the cat)」というのがあります。
好奇心は成長に必要ではありますが、どういった危険があるかは、親がガイドしてあげなければなりません。
2.インターネットには罠が多すぎる!
特に、そういった好奇心をくすぐるサイトやコンテンツは、大人でも引っかかるような罠が張り巡らされているのです。
例えばアダルトサイトの架空請求などは有名ですね。
ひどいサイトになると、透明の「イイね」ボタンが設置されてあり、スクロールするために画面に触れただけで「イイね」を押してしまって、自分のSNSページにそのサイトが現れたという人もいます。
インターネットはまだまだ法整備が遅れていて、無法地帯の部分も多いのです。
3.そのスマホは子供のではなく、アナタのスマホ!
大人であれば、そんな「罠」にかかったとしても自分で責任を取ることはできますが、子供のにはそれはできません。
そのスマホの料金を払っている親になるね~。
その通りです。
そのスマホは子供の持ち物ではあっても、実質は親が所有者なのです。
子供の自主性にだけ頼らずに、親はその管理もしっかりしないといけないのです。