そろそろ各社5Gのサービスを始める時期になってまいりましたが、皆さん5Gについてはもうしってますか?
そうですよね。
最近はテレビ等でも、今の電波とどのように違うのかを説明していて、期待している人も多いでしょう。
しかし、5Gというのは電波の規格ですから、コンピューターができるコト以上のコトはできません。
皆さんの期待に水を差すのもちょっと悪い気もしますが、今回はちょっと見方を変えて、デメリットや別に大したことないんじゃないかという部分を探ってみましょう。
みんな5Gに期待しすぎ?5Gのデメリットを挙げてみよう!
さて、もう皆さんもご存じかもしれませんが、5Gの特徴は主に3つで、「超高速化」(データの送信がはやくなる)「超多数同時接続」(大勢の人が同時に接続できる)「超低遅延」(遠隔操作などにタイムラグが無くなる)を実現しているとされています。
これはよく5Gのメリットとして紹介されますが、一度これらの特徴のデメリットを見てみましょう。
超高速化のデメリット
もちろん、高速化すること自体にデメリットはありませんが、だいたい家の光回線の速度が1~2Gbpsです。
5Gbpsや10Gbpsへの契約もできるそうですが、それに対応した機器を持っていないと意味がないそうで、普通のパソコンなら必要ないともいわれています。
それに比べて今回の5Gは最大20Gbpsとされていますが、どうでしょう?
一般の人にそこまで必要かどうかは疑問に感じます。
クリアな4Kや8Kの画像がちいさなスマホの画面に必要でしょうか?
現地点では映像以上の重たいデータは無いでしょうから、何億円ものお金をかけて普及させるには、まだちょっとオーバースペックではないかなとは思いますね・・・。
超多数同時接続のデメリット
もちろん、これにもそれ自体にデメリットがあるわけではありません。
しかし、最初に言ったように、5Gは通信の規格ですから、コンピューター以上の働きはできません。
なので、多数同時接続ができるようになって「回線のパンク」というのは無くなっても、「サーバーのパンク」というのは、おそらく無くならないでしょう。
また、大勢の人が一斉につながることができるということは、個人情報が盗まれる場合や、詐欺の手口なども大規模になると予想されます。
サイバー攻撃も劇的に増えるということになります。
超低遅延のデメリット
今回デメリットが見つからないのは、唯一この特徴でした。
特に、これから車の自動運転が発展していくうえで、データの送信が「遅れない」というのは非常に重要になることでしょう。
ただし、あるアメリカの研究グループによると、5Gにはまだ4Gから引き継がれた「セキュリティー上の欠陥」が残っているといわれていますので、車が乗っ取られたりすると怖いですね。
まとめ
しかし、だからと言ってあまり怖がってばかりではいけません。
たとえて言うと、通信が4Gから5Gに変わるのは、移動手段が自動車から飛行機に変わるくらいに違うとも言われています。
飛行機のほうが自動車よりも怖いと感じるでしょうが、早くより多くの人を移動できるのはやっぱり飛行機です。
警戒はしつつも、新しい技術で生活を快適にしていきましょうね。